牛  若  丸   


材木座時代
(昭和40年頃)

日本光学のヨット部が材木座海岸で活動して
いたときにY15に何度か乗せてもらった。
タックやジャイブもこの頃伊神さんに教わ
った記憶がある。

ある夏の終わりにひと夏を海で過ごした人
から発泡スチロール製のヨット(シースナーク)
をもらった。壊れたところを直したついでにバウ
デッキにベニヤで波除けも作った。
センターボードの下に鉄板で作ったバラストを
つけた形のいいバルブキールを隣の家の山下
さんが作ってくれた。
装着するときは船体を傾けて下から差し込んで
ピンでとめる。

このフネはテント村の管理人だった故角井さん
や子供達とよく乗り回した。
が、ある時沈をしたはずみに止めていたピンが
はずれてせっかく苦労して作ったセンターボー
ドを落としてしまった。バラストが付いている
から絶対チンはしないと思っていたのにがっか
りしたものだ。


角井さんと材木座海岸で
バックは埋め立て中の逗子マリーナ

  

楽しんだ記憶が多いわりにこのフネ
の写真は同じようなショットがあと2枚
しか残っていない